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ニュースリリース

2018年10月24日
駅情報

JR西日本におけるインバウンドの取り組み
 訪日のお客様への対応のさらなる充実

 日本を訪れる外国人旅行者数は年々増加し、当社をご利用いただく訪日外国人のお客様も増加しております。訪日のお客様が言葉の障壁を感じることなくスムーズにご旅行いただける受入環境の整備に取り組んで参りましたが、さらなる充実を図ります。
 また、台風21号による関西空港の閉鎖や、地震・豪雨による西日本各地で発生した災害の影響により落ち込んだインバウンド旅行需要の早期回復に観光庁、関西観光本部、自治体、観光団体など、関係の皆様と取り組んで参ります。

詳細

○訪日のお客様への「おもてなし」の取り組み
 「JR西日本グループ中期経営計画2022」グループ共通戦略において、インバウンドの取り組みとして、受入体制の充実、広域観光ルートの開発を整備、プロモーション強化に取り組んでおります。
 受入体制の充実では、観光庁による訪日外国人へのアンケート調査で日本を旅行中に困ったこととして、「コミュニケーション/多言語表示」や「無料Wi-Fi」という回答が多かったことを踏まえ、当社でも整備を進めて参りました。
 災害時、掲示や放送で運転状況などをご案内してまいりましたが、駅構内でも改札から離れたところでお待ちのお客様や、観光地や宿泊施設などの駅以外に滞在していた方がいらっしゃったことを踏まえ、駅以外での情報提供などの充実を図ります。

 観光庁による訪人外国人へのアンケート調査については、こちらをご覧ください。(PDF形式:548キロバイト)
 
1 受入体制充実の主な取り組み状況
<コミュニケーション/多言語表示>
 外国人スタッフによる案内、係員用ツール(タブレットなど)の配備と活用
 多言語表示に対応した駅や車内のディスプレイの導入、多言語での駅頭掲示
  
<無料Wi-Fiの整備>
 駅(主な34駅へ整備)、車内(特急はるか、大阪環状線・関空快速の新型車両へ整備)
 山陽新幹線と北陸新幹線の車内への整備開始(2018年7月から順次。2019年度内整備完了予定)
 
2 今後、拡充する取り組み
(1) 駅以外での情報提供の充実
  ・WEBでの情報発信強化
   SNSを活用して情報を拡散(列車運行情報用Twitter、Facebookの多言語アカウント開設) 
  ・自治体、観光案内所への情報発信強化
   当社がホームページ、アプリ、SNSで発信する運行情報の活用促進
   詳細については、こちらをご覧ください。(PDF形式:446キロバイト)

(2)放送の充実
  ・多言語音声翻訳放送システム導入駅の拡大
  【現行】京都駅、西九条駅、ユニバーサルシティ駅、天王寺駅、姫路駅
    ⇒ 稲荷駅、嵯峨嵐山駅、二条駅、梅小路京都西駅、山科駅、新大阪駅、大阪駅、大阪城公園駅、森ノ宮駅、JR難波駅、新今宮駅、三ノ宮駅に順次拡大
  ・駅係員によるタブレット端末および肉声での英語放送の充実
  ・乗務員によるタブレット端末での英語車内放送の浸透

○インバウンド旅行需要の喚起
 落ち込んでいる被災地域へのインバウンド旅行需要を喚起するため、観光庁、関西観光本部、自治体、観光団体などと連携し、以下の取り組みを進めて参ります。

1 「関西インバウンド観光リバイバルプラン」の取り組み拡充
 ・特急はるか号へ海外でも人気のあるハローキティのラッピングを実施

 特急はるか号 ハローキティのラッピング イメージ画像

 ・東アジアのメディア(ブロガーなど)を招請し、元気な関西の観光情報を発信
 ・当社パスの販促キャンペーンを韓国、台湾で実施
 ・国内外の旅行会社と連携したオプショナルツアーなどの商品造成強化
 (特別日帰りプラン・団体)

  ※注釈:「関西インバウンド観光リバイバルプラン」における現在の取り組みを一部延長いたします。
   詳細については、こちらをご覧ください。(PDF形式:267キロバイト)

2 「がんばろう!西日本」キャンペーンと連携した取り組み
 ・東アジアのメディア(ブロガーなど)を招請し、西日本豪雨で被災した地域の観光情報を発信
 (地域関係者と取り組む「瀬戸内キャンペーン」の拡充)
 ・国内外の旅行会社と連携したオプショナルツアーなどの商品造成強化
 (特別日帰りプラン・団体)

  「がんばろう!西日本」キャンペーンの概要についてはこちらのニュースリリースをご覧ください。

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